本文へスキップ

トレチノインの効果と副作用

トレチノインの効果と副作用

トレチノインの効果と副作用

トレチノインというのは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で生理活性はビタミンAの約50倍から100倍もあると言われている成分になります。もともと体内に存在しているもので、微量ではありますが血液中に流れていますから、外部から取り入れたとしてもアレルギーなどを引き起こすことはありません。

日本では認可がおりていない成分になりますが、アメリカではしわやニキビの治療に使われる医薬品としてFDAに認可されています。トレチノインはしわやニキビを改善するだけではなく、若返りの薬とも言われていますが、その理由は古い角質を除去してターンオーバーを活性化するという効果が期待出来るからです。

肌というのは肌細胞で構成されていますが、表皮細胞は毎日新しく生まれ変わっています。
肌の基底層で肌細胞が作られ、これが有棘層で分裂して顆粒層から角質層へと押し上げられるのをターンオーバーと言いますが、これによって古い角質が剥がれ落ちて新しい肌細胞によって肌の健康が保たれるのです。

ですが、ターンオーバーというのは加齢とともに低下しますし、紫外線など外気からの刺激、睡眠不足や運動不足、栄養の偏りなどでも低下していきます。すると表皮には古い角質が残って硬化し、しわができやすくなったり、メラニン色素が排出されずに残ってしまい、しみやくすみなどが引き起こされます。

また、表皮が硬化することで毛穴の柔軟性もなくなるため、老廃物や皮脂などの排出もスムーズに行われなくなってニキビが出来てしまいます。トレチノインは、こういった肌老化やトラブルを引き起こすターンオーバーの低下を改善して、皮膚の生まれ変わりを強力にサポートしてくれる効果が期待出来るのですね。

ただし、日本では認可されていないことから分かるように、非常に強い刺激を持っているため、副作用に気を付けなくてはいけません。トレチノインの副作用は、軽度のものだと赤みや乾燥、ヒリヒリ感などがありますが、重度になると皮がむけたり皮膚がばりばりになってしまうことがあります。

また副作用ではないのですが、ピーリング効果が高いので、紫外線対策をしっかり行わないと大きなダメージを受けて、シミが出来たり炎症を起こすこともあります。

ですが、正しい使い方と紫外線対策をきちんとしていれば、副作用や副反応を心配する必要はありません。とにかく高い薬理作用を持っていますから、正しい知識を持って使用すれば、あらゆる肌トラブルを解決に効果を発揮してくれます。