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ハイドロキノンの効果と副作用

ハイドロキノンの効果と副作用

ハイドロキノンの効果と副作用

ハイドロキノンと言えば、美白有効成分の代表格として知らない人はいないというぐらい有名な成分でしょう。「肌の漂白剤」という異名もあるぐらい美白効果に優れているハイドロキノンは、日本で知られるようになったのはここ数年ですが、欧米ではかなり昔からシミの治療薬として使われていました。

日本であまり知られていなかった理由は、皮膚科で処方してもらわないと使用することができなかったからです。ですが、薬事法の改正によって、決められた濃度以内であれば化粧品にも配合することができるようになったので、化粧品メーカーがこぞって美白化粧品に配合しました。そのため、美白有効成分として一気に知名度が上がったのですね。

美白成分はいろいろありますが、そのほとんどはチロシナーゼの活性を抑えたり、メラニンの合成を阻害するなど、シミができる前の予防美白という効果しかありません。ハイドロキノンというのは、予防美白効果に加えて、メラニンを還元するという働きを持っているので、出来てしまったシミにも高い効果を発揮します。

つまり、これからのシミにも今あるシミにも働きかけるので、美白有効成分の中でも特に優れた効果を持っていると言われるのですね。この効果は、美白成分であるアルブチンやコウジ酸の10倍から100倍とも言われているので、シミやくすみなどメラニン色素による肌トラブルの改善効果がどれぐらい高いかということが分かるでしょう。

ただ、それだけメラニン色素を還元する力が強いので、当然ですが肌への刺激も強くなるため副作用があるのも事実です。ハイドロキノンの副作用は、刺激による炎症やかぶれなどがありますが、もっとも深刻なのは白斑という症状です。

白斑というのは、肌の一部分が他の部分よりも明らかに白くなりすぎてしまう状態です。
イメージ的には白いシミができるような感じですが、一度白斑が出来てしまうと治りません。
また、肌が白く抜けてしまうため、ファンデーションやコンシーラーで隠すのも難しいので、ハイドロキノンを使う場合には注意が必要です。

ですが、ハイドロキノンによって白斑が起こるのは濃度が高いものだけで、1%から4%ぐらいの濃度であればほとんど発生することはないと言われています。ただ、ハイドロキノンはメラニンの産生を抑える効果に優れているものの、メラニンは紫外線から肌細胞を守るために必要なものでもあります。そのメラニンの生成を抑制してしまうので、ハイドロキノンを使用するときは紫外線対策を万全にして、絶対当たらないようにしましょう。